読書日記

  プランAがダメならプランB

 PHP11月号の特集は『「努力」が人生を変える』。
 関口祐加さん(映画監督)は、
 日本人はマニュアルにしばられがちです。一所懸命勉強して、いい大学に入り、いい会社に、という、いわゆる「プランA」を目指して誰もが頑張る。けれど、そういう人には大体、プランAがダメだった時の「プランB」がありません。「Aがダメなら、Bにしよう」と、柔軟に考えることが、なかなかできない。
 自分が目指す道に進むために努力するのはいいことです。
 でも、誰もが自分の望む道を進めるわけではありません。競争率が高い道は、なおさらです。
 一所懸命に努力しても、あきらめなければならい道もあるのです。

 一つの望みが叶わなかったからと、絶望してしまうのは、自分のためによくありません。
 そのためにも、「Aがダメなら、Bにしよう」と次の道を考えておく、心の余裕がもてるといいのでしょう。
 「Aがダメなら、その時はその時」と考えてもいいと思います。
 「道は一つではない」のです。いつまでも落ち込んでいないで、他の道を探しせばいいのです。

 自分が選べる道はたくさんあるはずです。自分が幸せに歩める可能性がある道も多いでしょう。
 そのためには、自分の幸せを見つけ、自分らしく生きられるようになるといいのではないでしょうか。
 自分の道がどうしても見つからない人は、自分の幸せ・生活・生き方を考え直してみるといいでしょう。

 プランBでもCでもDでもEでも、現実に歩くのが自分の選んだ道です。プランAでなかったとしても、それはそれでいい(しかたがない)のです。
 過去の選択をいつまでも後悔しながら暮らすのは、不幸になる方法です。
 どのような生き方を選択したとしても、「自分の生き方はこれでいい」と思えるように生きることが、何よりも大事なのではないでしょうか。



   

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