読書日記

  愛が美しさを教える

 『人はなぜ「美しい」がわかるのか』(橋本治)より、
 気障な言い方をすれば、私は根本のところで、「世界は美しさに満ち満ちているから、好き好んで死ぬ必要はない」と理解しています。なんでそんな認識が宿ったのかと言えば、人の愛情がそれを宿らせたのです。「人の愛情が、人に美しさを教える」は事実だと思っています。
 愛の基本の第一は、相手の美点に気づき、「いいなぁ」「美しい」と思うこと。そのことによって、相手を好きになることです。
 世の中には美しいもの(物・人・事)がたくさんあります。
 愛の心をもって自分のまわりを見ることができれば、美しいものの存在に気づけるはずなのです。
 通常、美しさに気づけないのは、そのものに関心がないからでしょう。関心は愛のバロメーターです。まずは関心をもってものを見ることが、美しさを発見するための第一歩になるでしょう。

 相手の美点を発見して好きになると、関心が増まし、愛が深まります。愛が深まると、そのもの(物・人・事)がさらに美しく思えてきて、もっと好きになります。
 このように愛を深めることができれば、より美しさを感じられるようになり、もっと幸せに過ごせるようになれるでしょう。

 すべてのものを愛することができれば、すべてのもの(物・人・事)は美しい、と思えるようになれるのかもしれません。それは“悟り”とも言えるでしょう。

この世はすべて美しい (お釈迦様)  すべてのものは好好



   

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人はなぜ「美しい」がわかるのか』橋本治

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