読書日記

  「ありがとう」と伝える

 『死ぬときに後悔すること25』(大津秀一)より、
25 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと
 愛している、その魔法の言葉を大事にしてほしい。しかし、「愛している」と言うのは、やはり抵抗があるのかもしれない。だったら、魔法の言葉その2である、「ありがとう」を言ってほしい。気持ちは十分伝わるのではないかと思う。
 死を前にして、大切な人に愛する気持ちや感謝の気持ちをちゃんと伝えていなかったことを後悔する人もいるのでしょう。
 「愛している」という言葉を(恋愛感情がある時以外に)言える人は、日本人(特に、高齢男性)には少ないでしょう。
 人が自分に何かをしてくれた時には「ありがとう」と言える人はいるでしょうが、日頃の感謝や長年の感謝を面と向かって「ありがとう」と言える人は少ないのではないでしょうか(「ありがとう」伝えていますか?)。

 心は言動に表さなければ、相手には伝わりません。愛する気持ちや感謝の気持ちが心の中にあっても、伝えなければないのと変わりません。
 いちばんわかりやすく単純な方法が「愛している」「ありがとう」の言葉です。
 たった一言でも言われた人はうれしく、気持ちは伝わると思います。また、「愛している」「ありがとう」と言っている人もそれなりに幸せな気持ちになれるでしょう。

 感謝している相手がいるのなら、その感謝の気もちを力に言葉や行動に表せるといいでしょう。それはきっと相手と自分の心の幸福感につながると思います。
 また、愛する相手がいるのなら、その気持ちを力に愛することを実践できるといいでしょう。

 愛する人がいること、感謝する相手がいること自体が幸せなことです(人がいてくれる幸せ)。
 生きているうちに愛と感謝を言動に表して相手に伝えられるようになれるといいのではないでしょうか。



   

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