読書日記

  すべて“よし”

 『老子』(小川環樹・訳注)をヒントに考える“幸せの道”。

幸せの達人は、よいものは“よし”とするが、
 よくないものも“よし”とする。
 だから、いつも“よし”とするものが得られる

  (『老子』第49章「善者吾善之、不善者吾亦善之、得善」)

 よい(良い/善い/好い)もの(事・人・物)でも、それを「当たり前」「ふつう」のように思ってしまうと、何も得られません。
 よいものを素直に「いいなぁ」と思えれば、ちょっと幸せな感じになれます。それを「幸せだなぁ」と思えば、幸福感をより確かに得られるのです。

 よくないもの(事・人・物)を「イヤだなぁ」と思うと、余計にイヤな気もちになります。
 「こういうこともある」「こんな人もいる」「こういう物もある」のように現実として受け入れれば、イヤな気もちは小さくなります。
 このような物事の受けとめ方ができるようになれるといいでしょう。

 よくないものも、「もしかしたらいいもの(事・人・物)かもしれない」と考えてみれば、そう思えることがあります。
 また、一時的には悪いことも、それを「いいきっかけ」や「いい経験」と考えて、今後に活かせる場合もあります。
 そして、どんな不幸な出来事も時間をかければ、不幸を幸せに変えることはできると思います。
 このような物事の考え方ができるようになれるといいでしょう。

 よいものを“好し”とし、悪いものも“好し”とする考え方の実践方法が「ハオハオ」という言葉を(心の中で)使うことです。

いいことは 好!好!  悪いことは ハオハオ

 物事や人をどう受けとめ、どう考えるかによって、自分の感じ方が大きく変わるのです。
 自分が少しでも不幸な気もちにならないような、より幸せな気もちになれるような、物事や人の受けとめ方と考え方ができるようになるといいのではないでしょうか。



   

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