読書日記

  選んだ環境で種まき

 PHP11月号の特集は『明日が輝くヒント きっと花咲く時がくる』。
 岡本一志さん(仏教講師)は、
 よい縁を選ぶことは大事ですが、もっと大事なことは、どんな環境でもよりよい種まきをすることです。環境は選べるものもありますが、選べないものもあります。しかし、今、ここで、自分がどんな種まきをするかは、自分で決めることができます。そして、その結果は必ず自分のものになるのです。
 人は選択することによって、環境・人生を変えていくことができます(“人生の選択”と言えるような大きなものもあります)。
 一方、自分には選べない環境もあります。また、一度選んだら元に戻すことはできず、今の環境を変えることもできないこともあるでしょう。

 自分が選んだ生き方・環境を嘆いたり不平不満に思ったり、過去の選択を後悔したりしていても、不幸な気もちになるだけです。
 今の環境の中で自分に何ができるかを考え、今できることをちゃんとやることが大事なのでしょう。

 やるべきなのは、今の環境で実るような種をまくこと。極端な話、砂漠で稲の種をまいても実りません。サボテンとか、砂漠の環境に合った種まきをすることが肝心です。
 また、種をまいたら、水をやり、雑草を取り除いたり、害敵を追いはらったり、手間ひまをかけて育てていくことで、やがて花咲き・実るのです。

 人生の選択は大事ですが、「選択がすべてではない」のです。
 選んだ環境の中で、「自分の生き方はこれでいい」と思えるように生きることがいちばん大事なのではないでしょうか。



   

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