読書日記

　　今自分ができること

　ＰＨＰ１１月号の特集は『明日が輝くヒント　きっと花咲く時がくる』。
　井原慶子さん（レーシングドライバー）は、
　自分の“気に入らないこと”から“今自分ができること”に焦点を移した瞬間、結果が向上していった。
　『今できることはもう他にないだろうか？　ないところまでやってもダメだったらやめよう』と思うと、壁を乗り越えることができた。
　うまくいかないこと、ミスや失敗、不平不満、嫌いな人のことなど、自分の“気に入らないこと”を考えていても、イヤな気もちになるだけで何も変わりません。
　自分の目標達成のために、“今自分ができること”を考え、それをやればそれだけ前進できます。自ずと結果もよくなるのではないでしょうか。

　ふと“気に入らないこと”を考えてしまうのはしかたがありません。「（このことを考えちゃ）いけない」と考えるのは逆効果です。
　考えてしまっても、その考えもしくはそれに伴う自分のイヤな気もちに気づいて、「こんなことを考えるより、“今自分ができること”を考えよう」と、考えを途中で切り替えられるようになるといいでしょう。

　頑張って努力しているのに、なかなか結果が出ない（壁にぶつかる）時もあるでしょう。
　そこで、やる気を失ったり、くさったり、落ち込んだりするのは、自分（の目標達成）のためによくありません。安易にあきらめてしまえば、そこで挫折することになります。
　そんな時に、「今できることはもう他にないだろうか？」と考え、今自分にできることをやることが（一歩でも半歩でも）前進につながるのです。その積み重ねで高い壁もいつか乗り越えられるのではないでしょうか。

　自分の夢や目標をもったら、どんな時もベストを尽くすことが大事でしょう。
　そのためには、いい心の姿勢をキープするように心がけて、いい努力を続けることが大事なのだと思います。



　　　

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