読書日記

  小さな心遣いの積み重ね

 PHP9月号の特集は『自分も相手も笑顔になれる 人づきあいの「ひと手間」』。
 関谷江里さん(フリーエディター&ライター)は、
 配慮ができる方は、相手が何をして欲しいかを、常に推し量っているのだと思います。自分がしてもらって嬉しかったら、人にもしてあげたくなるものです。
 小さな心遣いの積み重ねで、相手との関係は間違いなくよくなっていくのではないかと思っています。
 人を喜ばすこと・人を幸せにすることが、自分も相手も笑顔になれる方法であり、心地よい人づきあいにつながるのだと思います。
 そのための「ひと手間」を工夫し、実践できるようになるといいのでしょう。

 大事なのは、相手に関心を持つこと、相手をよく知ること、相手の現状をよく理解することです。そこで、相手の話をよく聞くことから始めてみてはどうでしょうか。相手の言葉の中から相手を幸せにする方法を考えるヒント見つけられるといいでしょう。

 「今、その人は何をして欲しいと思っているか」や「その人の幸せのためには、何をするのがいいか」などと相手を幸せにすることを考えることが大事なのでしょう。その際に、人がしてほしいと思うことをヒントとして考えてみるのも1つの方法です。

 もう一つのヒントは、自分がしてもらって嬉しいこと・自分が人からしてもらいたいことを考えてみることなのでしょう。それを自分が人にしてあげれば、相手も喜んでくれるのではないでしょうか。

 人を喜ばそう・幸せにしようと、大きなことばかり考えるのはよくありません。そういう方法やチャンスはそんなにはないし、うまくできずに落ち込んだり消極的になったりしやすいと思います。
 小さな心遣いやちょっとした親切やさしさなら、できる方法もチャンスもたくさんあるし、自分にも容易に実践できることが多いでしょう。

 人間関係を良くするためにも、愛を育んでいくためにも、1回の大きなことよりも、小さな行為の積み重ねのほうが効果があるのだと思います。
 人づきあいは継続していくものです。日頃の「ひと工夫」「ひと手間」の積み重ねが大事なのではないでしょうか。



   

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