読書日記

  親切と幸福感

 『幸せを科学する』(大石繁宏)より、
 大竹らは、日本人の学生を対象にして、自分が親切をした際にそれを記録するという「親切介入」を1週間にわたり行った。
 親切介入群では、介入1ヵ月後の幸福感が介入前より有意に高いというきれいな結果が出ている。

 幸せになりたい人は、他人にやさしくするという行為から始めることがお勧めである。
 特に、自分の身近にいる家族や同僚などに親切にすることは、一種感謝の気持ちの表れであり、幸せへの効き目も増すのではなかろうか。
 親切はいいことであり、行う際に少しは幸せな気もちになれるでしょう。
 親切をされた相手の反応(喜び・お礼など)をうれしく思えることもあるでしょう。
 親切を伴う交流の場では暖かい空気が流れることでしょう。
 親切が度重なるごとに関係が良くなり、それだけ心地好く過ごせるようになるのではないでしょうか。
 このように、親切な行為は自分の幸福感につながるのだと思います。

 人にやさしくなるというのは、自分が幸せになる方法の一つだと思います。
 そのために、やさしさを身につける努力ができるといいでしょう。

 まずは自分の身近にいる人を大切にすることから。
 その際には、感謝の気もちを力に行動できるといいのではないでしょうか。

情けは人の為ならず



   

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幸せを科学する』大石繁宏

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