感謝の気持ちを忘れないことと似た態度としては、好ましい経験を「満喫する」という態度も重要であるという報告がされている。「満喫する」とは、「十分に飲み食いすること」「十分に楽しむこと」。
ブライアントとヴェロフによると、日常生活での平凡な経験でも、満喫する態度を持つことで非凡なものになるという。
意識して注意を払わない限り、美しい山々も河も田園も、すべて背景として潜み隠れてしまうのである。同様に、意識して注意を払わない限り、暖かい親友や家族の存在も当然のこととして受け取られ、感謝の気持ちを忘れてしまうのであろう。
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