何が幸福と不幸を決めるのでしょうか。幸せは心が決めるものです。そして、自分の幸せは自分の心が決めるのです。
仏教では、物質ではなく心の状態であると考えます。
つまり、幸福か不幸か、ということは心が決めるのです。
どんなに物質的に豊かな生活をしていても、「あれも欲しい」「これも欲しい」とつねに心が新たなモノを求め、現状に満足していなければ、心は貧困病に罹っているのです。それは幸福とはいえません。
一方、物質的にめぐまれていなくても、その人がその状況に満足している、充実感を感じている、そして、自分の努力に適ったモノを手にしていると納得していれば、その人の心は明るいに決まっているのです。幸福です。
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