読書日記

  自分の特技を知る

 『幸せはすべて脳の中にある』(酒井雄哉・茂木健一郎)より、
茂木 普通の生活をしている人が、何かのきっかけで人生を立て直そうとすると、どういうことを心がければいいのでしょうか。

酒井 だめならだめでいいんだ。だめな自分をよく見つめて、じゃあ何していくかということを考えることだな。これから何していこうかなってね。自分の得意なことってどういうものかを考える。自分の特技を知るっていうのが大事じゃないかな。
 誰の人生にもうまくいかない時期があるでしょう。そんな時、自分の欠点や恵まれていない所ばかりを考えて、今の生き方を変えることをあきらめているようでは、自分のためによくないのでしょう。
 そんな時だからこそ、よく考えて人生を立て直すことができるといいのでしょう。

 誰にでも欠点やだめな所はあります。それは受け入れた上で、自分のいい所や得意なことにも目を向けたほうがいいのでしょう。
 そして、「自分には××もあるけど、○○もある」と考えられるといいでしょう。

 その上で、自分のやりたいことを考えられるといいのでしょう。その大きなヒントが自分の得意なことや好きなものです。自分の好きなことを広げたり深めたりすることが、自分の特技をつくることにつながり、大きなやりたいことにつながるのではないでしょうか。
 また、時間に余裕のある人は、まず自分の幸せを知り、それを基に自分の生活や生き方を考え直してみるといいのではないかと思います。

 自分の得意や特技や取り柄や持ち味などを知り、それを活かす生き方を選択していくことが、自分らしく生きることになり、自分とっての幸せな人生につながるのではないでしょうか。



   

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幸せはすべて脳の中にある』酒井雄哉・茂木健一郎

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