読書日記

  得意なもの・好きなもの

 『上達の法則』(岡本浩一)より、
 得意なものは上達の大きな原動力となる。
 習得している技能のなかで、なるべく早く、なにか自分の得意や好きなものをみつけることがよいと思う。

 初歩段階では、無理やりにでも、好きなものを作るのがよいと考えている。
 自分が得意なものは、うまくできて喜べることが多く、上達も早いでしょう。
 自分の好きなものは、楽しむことができるでしょう。何かを選ぶ場合、“好き”というのは大きなヒントになると思います。
 いずれにしても、努力をあまり苦にせずに続けられることが上達につながるのではないでしょうか。

 得意なもの・好きなものというのは、自分に向いているもの・適性があるものと考えられます。
 それを「才能がある」と言ってもいいのかもしれません。
 上達を目指すのなら、自分に合ったもの・才能を発揮できるものを選ぶことができるといいのでしょう。

 とは言っても、何事も上達するためにはそれなりの努力が必要です。そうラクには上達できないでしょう。
 ちょっとうまくできないと苦手意識をもってしまう人もいるでしょう。なかなか上達しないと嫌いになってしまう人もいるでしょう。

 ちょっとでも得意な所を見つける、自分の得意技をつくる、というような部分的な得意をつくることができるといいのでしょう。
 多少大変な努力があっても、ここの所が好き、という好きな部分を見つけられるといいのではないでしょうか。
 また、はじめはそれほど好きでなくても楽しむ努力や工夫をすることで好きになっていけたらいいのだと思います。

好きな道、得手の道を捨ててはならんものじゃ (坂本竜馬)

 自分の好きなこと・得意なことに上達して、それを活かして幸せになっていけたらいいのではないでしょうか。



   

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