読書日記

  歩くと積極的になる

 『幸せはすべて脳の中にある』(酒井雄哉・茂木健一郎)より、
酒井 歩くのはとてもいいですよ。ここにも時々、心を病んでしまったお子さんのことについて親御さんが相談に来られるんだけれど、ぼくはいつも「歩くといいよ」とすすめるんです。歩くことは積極的になるっていうことだからね。
 ともかく動けば、行動したということになるでしょう。行動するということは、前向きに生きている、ということじゃない。
 私も、心が沈んだ時には、歩くことをおすすめしています。
 歩いているうちに、血行がよくなるとともに、少しは気分が改善してくるでしょう。
 歩いている最中に、幸せな気もちになれるハッピー・ウォーキングができると、なおいいでしょう。
 歩くことに限らず、身体を動かすことが気分をよくするために役立つことは多いと思います。

 心身の調子が悪くなった時には、歩くなどの意図的気分転換ができるようになるといいでしょう。
 「(外に出て)歩こう」と思えるだけでも心が前向きになった証しであり、実際に行動できるようになれば少しは自信にもなるでしょう。

 散歩を(幸せに歩く)習慣にすれば、自然に気分転換できるようになれます。
 それによって、身体が健康になれば、心にもいい影響があるのではないでしょうか。

 幸せに(暮らせるように)なるためには、心身の健康をキープすることが大切だと思います。
 忙しい時、悩ましい時にこそ、散歩に出られる積極性をもてるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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幸せはすべて脳の中にある』酒井雄哉・茂木健一郎

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