読書日記

  今何のために

 『一日一生』(酒井雄哉)より、
 何をやるにしても「何のために、何をもって」と考える。これが意外に奥が深くて、何でも通用する。

 何のために生きているのか、何をやって生きているのか。今何のためにこの場所にいるのか。今何のために息をしているの、ということを一生懸命考えなくては。
 「今何のために、これをやっているのか?」
 仕事、家事、勉強、人づきあい、趣味、遊び・・・は何のため?
 起床、食事、排出、身支度、外出、入浴、睡眠・・・は何のため?
 息をする、見る、聞く、考える、持つ、歩く・・・のは何のため?
 夢や目標をもつ、人を愛する、今ここにいる、生きている・・・のは何のため?
 よく考えてみれば、いろいろ考えられるのでしょう。

 「何のため」という目的がわかれば、それを果たすためにはどうしたらいいか? を考えることもできるでしょう。
 自分なりの目的を果たす工夫や方法を実践することで、より充実してやることができるのではないでしょうか。
 ただその目的を意識してやるだけでもけっこう違うことが多いのではないかと思います。

 人が何かをやるのは「幸せのため」とも言えると思います。人は無意識に自分の幸せために行動してるとも考えられます(幸福原則)。幸せに生きるために何かをやることを忘れないほうがいいと思います。
 「何のために生きるのか?」は難しい問題だと思いますが、「幸せになるため」という一つの答えはあると思います。人生の目的として「幸せ」を掲げ、そのために努力して生きられるといいのではないでしょうか。

 時には、「今何のために、これをやっているのか?」と深く考えることで、よりよく(幸せに)生きられるようになるといいのではないでしょうか。



   

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