読書日記

　　今やるべきことを為す

　ＰＨＰ４月号の『明日への思い』は、坂東眞理子さん（昭和女子大学学長）。
　仕事、結婚、人生。そのなかには「しかたがない」と思うことは山ほどあります。努力しても叶えられないことばかりです。
　それでも諦めたり投げ出したりせず、そこから始めること。
　まずは自分の人生をしっかりと受け入れ、今やるべきことを為していく。日本人の美しさは、そんな心にこそあるのです。
　人生のなかには「しかたがない」と思わざるをえないことがたくさんあるでしょう。
　でも、人生を諦めたり投げ出したりするように生き方をしてしまうのは、自分のためによくありません。
　自分にはどうしようもないことがいろいろあったとしても、そのなかでそれなりに幸せに暮らすことはできると思います。
　自分がもっている幸せがたくさんあるはずです。生きていくなかで出合える幸せもたくさんあるはずです。自分が何かをしさえすれば得られる幸せもたくさんあるはずです。それらの幸せを感じられるようになれるといいのです。

　今の自分には努力しても叶えられないこともたくさんあります。高望みしやすい人は特にそうでしょう。
　でも、努力しだいで叶えられる望みがたくさんあるはずです。
　また、相当の時間をかける（諦めない）覚悟をすれば叶えられる夢や目標はけっこうあると思います。
　自分の夢や目標をもって（愉しんで）生きられるようになれば、きっと大きな幸せを得ることはできると思います。

　自分が望む幸せを得られるように、今やるべきことを為す。
　それができるようになれば、人生はより幸せな方向に進んでいくのではないでしょうか。



　　　

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