人生の理不尽さに遭遇したとき、やがて日本人はこう口にします。「しかたがない」と。この言葉の中に私は、日本人の強さと生きる知恵をみる思いがするのです。人生ではひどい出来事や大きい不幸に遭うこともあります。
この世の中には人知を超えたものがある。自分の力ではどうしようもないことがある。
そのことに抗っていても道は見えてはこない。まずは受け止めること。理不尽さや過酷な状況を心でしっかりと受け止め、そこから覚悟を決めて歩き始めること。その覚悟こそが、日本人の底力なのだと私は思っています。
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