読書日記

  生きる覚悟をもつ

 PHP4月号の『明日への思い』は、坂東眞理子さん(昭和女子大学学長)。
 生きる覚悟をもつことです。
 人生とは選択の連続です。一つのものを選ぶということは、一つのものを捨てるということ。すべてが手に入ることなどありません。

 今やっている仕事。それはベストではないかもしれない。もっと自分に向いた仕事はあるかもしれない。でも、探し歩くばかりでは前には進むことはできません。この仕事を一生かけて頑張るんだ。自分はこうやって生きていくんだ。そんな覚悟をもつことです。
 “人生の選択”と言えるようなものは少ないかもしれませんが、人は(無意識にでも)常に選択をしているとも言えるでしょう。
 そして、自分の人生は自分が選んだもの、と覚悟して生きたほうがいいのではないでしょうか。

 自分の望みはいろいろあるでしょう。でも、その中には実際には選べない望みもあるでしょう。
 また、すべての望みを叶えようとするのは無理です。自分に可能な範囲で望みを叶えることです。

 自分の過去の選択はベストではないかもしれません。
 でも、選択がすべてではないのです。
 幸不幸は選択自体よりも、選択したあとの心がけや努力のほうが影響が大きいのではないかと思います。

 それに自分の選択を他の生き方と実際に比較することはできません。
 自分の選択を信じて、「自分の生き方はこれでいい」と思って(思えるように努力して)生きたほうが自分のためにいいのではないでしょうか。



   

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