読書日記

  人の役に立つよろこびを知る

 『幸せになる力』(清水義範)より、
幸せになるための力 その2「人の役に立つよろこびを知る」

 人間は、他人も不幸でないほうが気分がいいんだよ。そして、他人の役に立つことをして、よろこばれたり、感謝されたりするのって、ごくごく自然に、とてもいい気持ちになることなんだ。
 だから、みんなの役に立つよろこびに正直になろう。ありがとうと、感謝されるのがいい気分だということを認めよう。
 それを認めた時、きみの心の中には積極的に何かをしよう、という意欲が生まれるんだ。意欲があることは幸せだよ。そういう意欲を持つことが、幸せになるための大事な力なんだ。
 幸不幸はまわりの人に伝染します。
 ですから、自分のまわりの人が不幸でないほうが、自分の気分もいいのです。
 まわりの人が幸せなら、(素直な心があれば)自分も少し幸せな気もちなれるのです。
 なので、まわりの人を大切にすることは自分が幸せになる方法の一つです。

 自分が人の役に立つことをして、相手がよろこんでくれたり、「ありがとう」と言ってくれたりすると、とてもうれしいでしょう。
 人の役に立てることは、自分の存在価値にもつながる、幸せなことです。
 それを認めることで、積極的に人の役に立つことができるようになれるといいのでしょう。

 人を幸せにすることは、自分が幸せになる方法です(究極の幸せになる方法かもしれません)。
 人を幸せにする幸せを感じられるようになるためには、「人を幸せにすることが自分の幸せ」と思えるかどうかがキーポイントです。

 「まわりの人を大切にすること」「人の役に立つこと」「人を幸せにすること」これらを自分が幸せになるための方法と考えて、自ら進んで実践できるようになれば、幸せに暮らせるようになれるのではないでしょうか。



   

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