読書日記

  どんな人にも値打ちがある

 『幸せになる力』(清水義範)より、
 どんな人にも、その人には、その人だという値打ちがあるんだ。
 きみが、今きみとして生きているってことは、ほかのどんな物でも代わりのできない、ものすごく価値のあることなんだ。
 この世に、きみよりきみである人間はいないってこそさ。きみの代わりになる人間は存在しないんだ。
 だからきみには値打ちがあるんだよ。きみはきみだっていう、絶対の価値がある。
 自分という存在は、全世界・全宇宙でたったひとりだけです。
 自分が今・ここに存在することが奇跡であり、生きていることが奇跡なのです。
 自分が存在するということだけでも価値があるのです。

 自分の人生を生きられるのはこの世に自分しかいないのです。
 また、自分の人生をよりよく生きられるのも自分です。自分がいちばん自分(の特徴や能力や性格や環境など)を知っているのです。そして、自分の好みや望みがいちばんわかるのも自分です。自分のことをよく知らない他人には自分に合った生き方ができるわけがありません。

 自分の生きる価値について悩み苦しむ人がいます。
 「幸せ」は生きる価値になり得るものです。一度でも幸せを感じられた人は、今まで生きてきた価値はあったのです。今後に幸せ感じられる可能性があるのなら、これから生きていく価値があるのです。

 この世の中に「生きる価値がない」人などいないのです。
 価値ある自分・貴重な自分を大切に、自分だけしか生きられない人生を大切に生きていけるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

最新の日記

幸せになる力』清水義範

ホームページ