読書日記

  腰を上げる

 PHP2月号の特集は『前向きになれるヒント こころを強く持つ』。
 春日武彦さん(精神科医)は、
 前向きな人、心を強く持った人には勢いがある。ならば、その勢いはどうすれば得られるのでしょうか。
 スタートの時点がいちばん大変です。
 腰を上げることです。ものごとが上手くいかず、ためらいがちな人は、何もしないうちから余計なことを考え過ぎます。
 前向きな人とは“動ける人”とも言えそうです。
 動いている人には“勢い”(慣性)があり、次の動きに移るのも比較的容易でしょう。
 止まったままの人は動き出すのはちょっと大変でしょう。

 新たな動きを起こす際には、まずスタートが大変です。
 同じ場所に長い間居座っていた人は、腰を上げるのも大変になるでしょう。
 座ったまま、大変そうだなぁ、うまくできないんじゃないか、コケたらどうしようなどと、余計なことを考えていると、なおさら腰が重くなってしまいます。

 「やる気が出ないから始められない」ということがあると思いますが、逆に、「とにかく始めれば、やる気も出てくる」ということもあると思います。
 また、始めようかどうしようかいつまでも迷っているよりも、「歩きながら考えよう」と始めてみたほうがいいこともけっこうあると思います。
 また、いくら考えてもわからないことは動いて解決を目指したほうが早い場合もあります。

 行動力を高めることで多くの経験をすることになり、こころを強くすることにもつながるのではないでしょうか。



   

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