読書日記

  感情を発散する

 PHP2月号の特集は『前向きになれるヒント こころを強く持つ』。
 高見澤たか子さん(ノンフィクション作家)は、
 女の人は、生活の中で、悲しみやくすぶった感情を一時的にもぱっと発散する力を持っているのだと思う。そしてこれこそがほんとうの意味での自分を支える「生活力」ではないだろうか。
 どれほどの人が突然に降りかかった困難や不幸に、強い心で立ち向かえるだろうか。その衝撃を和らげ、気持ちをそらすことが、急場を救うことにもなる。
 悲しみやつらさなどの悪感情を溜め込んで、不幸な気もちで過ごすのは、自分のためによくないでしょう。
 生活の中で悪感情を少しずつでも発散できるといいのでしょう。たとえば、人としゃべる、好きなものを食べる、体を動かす、歌をうたう、・・・。
 他にも、自分なりのストレス発散法気分転換法のようなものがあるといいのではないでしょうか。

 困難や不幸に真正面から立ち向かうのはつらすぎる場合もあるでしょう。
 そんな時には、少しでも衝撃を和らげるような受けとめ方を心がけ、うまく受け流すことができるといいのでしょう。
 そういう“柳に風”流のしなやかな強さを身につけることができたらいいのではないでしょうか。



   

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