読書日記

  自分のマイナスを笑う

 PHP1月号の特集は『明日が変わる 「笑顔」の力』。
 茂木健一郎さん(脳科学者)は、
 人には誰でもコンプレックスや、負い目のようなものがある。そのようなマイナスの感情がある場合には、そんな自分に向き合い、笑ってしまうくらいの方がいい。
 「私にはこんなにダメなところがあって」というユーモアのメタ認知があってこそ、私たちは成長しつづけることができるのだ。
 誰にでも欠点や苦手があり、そのことに多少なりともコンプレックスをもっている場合が多いのではないでしょうか。
 そういうマイナスがあっても、自分を笑うことができれば、苦にしなくてすむのです。

 コンプレックスは自分が気にしているだけで、人は気にしていないこと・気づいていないことが多いと思います。
 むしろ、欠点と思われるところがその人の個性・愛嬌・持ち味のようになり、人から好まれることもあるでしょう。

 自分の弱点を嘆くのではなく、自分の弱さを受け入れることで強さも生まれてくるのだと思います。
 自分の欠点・弱点・未熟さを自覚しているから、謙虚に学ぶことができ、これからも成長していけるのでしょう。

 ダメなところがあっても、「まだまだ未熟だなぁ」と頭をかいて笑ってしまえばいいのです。
 マイナスのところがある自分を笑い飛ばせるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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