読書日記

  「必要」ではなく「興味」

 『林住期』(五木寛之)より、
 「林住期」の真の意味は、「必要」からではなく、「興味」によって何事かをする、ということにある。

 以前と同じ仕事をずっと続けていくにしても、そのことさえはっきりさせれば、世界はがらりと変わってくる。
 要するに「林住期」においては、金のためになにかをしない、と決めるべきなのだ。
 「林住期」においては、自分の心を大切にして生きることが大事なのではないでしょうか。
 興味があるモノ(事・人・物)、好きなモノ、楽しめるモノ、おもしろいモノ、心地好いモノ、・・・。
 「必要」とか「義務」とか「義理」とか「効率」とか「お金」とかよりも、自分の心を優先したほうがいいのでしょう。

 仕事にしても、「必要」とか「効率」とか「お金」とか「出世」とかを多少犠牲にする覚悟をすれば、見方や感じ方や取り組み方や感じ方などが大きく変わるのでしょう。
 「楽しむ」「仕事の幸せ」などを重視できるようになると、なおいいのでしょう。

 お金のため、生活のためにただ生きるのではなく、自分の幸せのためにもっと生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

最新の日記

林住期』五木寛之

ホームページ