読書日記

  禍も福も自らが招く

 PHP10月号の特集は『明日に一歩踏み出す気持ちの切り替え方』。
 米沢富美子さん(理論物理学者)は、
 私は今、妹と二人で母の在宅介護をしている。
 一度しかない人生なのだからこそ、楽しく有意義なものにしたい。「介護する側も朗らかに、される側も朗らかに」を目指している。

 「禍」は「姿を変えた福」であることが多く、禍の中から福を見つけ出すのは、自分自身である。
 明るい介護を実践しながら、禍も福もその人自らが招くものなのだということを日々実感している。
 人生にはいろんなことがあります。勉強、仕事、恋愛、結婚生活、子育て、介護、・・・それぞれ大事なことですが、その中で不幸になることもあるでしょう。一方、幸せなこともあるのではないでしょうか。
 幸せになりやすいか不幸になりやすいかは、その人によってけっこう違うのでしょう。

 人生の中ではやりたくなくてもやらなければならない(大切な)ことがあります。自分が実際にやることは、自分が(無意識にでも)やると決めたのです。
 やる(と決めた)ことは、できるだけ不幸にならないように、少しでも幸せを感じられるように努力することがとても大事だと思います。

 不幸になったことでも、あとから考えれば「幸せなこと」だったと思えることがあります。
 不幸の中には幸せ(の種)が隠れているのだと思います。
 どんな不幸も時間をかければ、不幸を幸せに変えることはできる、と私は信じています。

 不幸を感じることがあっても、それは自分の心しだいで(少しはラクに、少しは幸せに)変えることができるものと考え、幸せになる考え方ができるようになれるといいでしょう。
 また、自分が選んだ人生を「自分の生き方はこれでいい」と思えるように生きる努力が自分のために大事だと思います。



   

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