読書日記

  反応と理解は人の勝手

 『人生を100%活かす』(アルボムッレ・スマナサーラ)より、
 人が自分のことをどう考えようと、どんな評価を下そうと、そんなことは他人の勝手であり、こちらにはいかんともできないことです。
 他人の反応と理解はその人の勝手であり自由ですから、そういうことに煩わされないで、自分は自分の信じる生き方で果たすべき義務を誠意と善意をもって果たし、行動すればいいのです。
 人から「悪く思われたくない」、できることなら「好かれたい」という思いは誰の心の中にもあるのだと思います。
 ただし、その思いが強すぎると、“人の目”が気になって無理をしたり自分らしくいられなくなったりしてつらくなってしまうのだと思います。

 人が自分をどう思うかは「相手の問題」と考えられるといいのでしょう。
 そして、“人の目”より“自分の気持ち”が大事、人が自分をどう思うかより自分が自分をどう考えるかが大事と考えたほうがいいのではないでしょうか。

 また、人から評価されたいと思いすぎるのも不幸の元です。
 自分が精一杯やっているのなら、人の評価を求めすぎずに、自分で自分を評価してあげればいいのです。

 “人の目”や“人の考え”に煩わされないようし、「自分の生き方はこれでいい」と思えるように生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

最新の日記

人生を100%活かす』アルボムッレ・スマナサーラ

ホームページ