人間には苦悩や災難が次から次へと押し寄せる。それらを克服するには、自己を空っぽにし、苦悩や災難に飛び込んで自己と“同一化”するんです。「苦悩や災難と同一化する」というのは、苦悩や災難も現実の一部であり、自分自身も現実の一部として同化することではないかと思います。
例えば難しい仕事や、大震災のような恐ろしい対象と“一つになる”のは容易ではない。しかし、三昧に入るためには、苦しくとも逃げずに仕事や災難とひたひたと同化し、自己を忘却することです。台風を恐れず、飛び込んでその目に至る、といえばわかりやすいでしょう。
次の日の日記 最新の日記 「幸せになる練習」 ホームページ |