読書日記

  他人との違いを知る

 『急がない!』(デイヴィッド・クンツ)より、
 あなたと他人の違いを知ること、自分の感情と他人の感情との境目をはっきりさせること、そして、自分の生活の中で他人が占める部分を、きちんと認識すること。こうしたことができていれば、「立ち止まりやすくなる」。自分と他人の感情の違いがわかっていれば、人づきあいはうまくいく。

 「立ち止まる」というのは、ほかの人に向かって、いわばこう言うようなものだ。「みんな、ちょっとここから出てってくれる? 準備ができたら、あとで呼ぶから!」。
 自分と人に違いがあるのは当たり前です。
 考え方も違えば、何かのやり方も違えば、習慣や生き方も違います。
 ものの感じ方も違います。だから、幸せも人それぞれです。
 自分と違う人がいても、「違っていていい」と考えたほうがイライラしなくてすむのです。

 立ち止まるためには、一人になることも必要です。そのためには、人から離れたり人を遠ざけたり誘いをことわったりしたほうがいいときもあるのでしょう。
 同様に、忙しい時には「仕事から離れる」「雑事から離れる」というようなときもあっていいのだと思います。

 一時的に離れればいいのです。
 そのためには、「人は人、自分は自分」という姿勢で生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

最新の日記

急がない!』

ホームページ