読書日記

  注目する

 『急がない!』(デイヴィッド・クンツ)より、
 「注目する」というのは、自分本来の姿に目覚めて思い出すということだ。このプレゼントをもらえば、わたしたちは自分の中に何があるか、それに注目したくなる。
 自分にとって大切なものは何か、魅力を感じるものは何か、そういったものに注目したくなる。
 だから、立ち止まっている人とは、「いま進行していることに気がつき、自分にとって重要なこと、大切なことを思い出している人」のことなのだ。
 立ち止まることによって、「いま」に注目する。いま自分は何をどんなふうにやっているか、いま自分はどんな気もちか。
 そして、自分本来の心に注目する。自分にとって本当に大切なものは何か、自分が幸せを感じるもの(自分の幸せ)は何か。

 ちゃんと立ち止まって注目すれば、わかるはずです。
 いまの自分がしていることが自分の大切にしたいものに合致しているか。いま自分は幸せを感じているか。
 もしその通りならば、そのことを幸せに思っていいと思います。

 もし違うのなら、やることややり方や考え方を変えることです。
 自分にとって大切なものを大切にするためにはどうしたらいいか。少しでも幸せを感じるためにはどうしたらいいか。
 このようなことが考えられれば、いい方向に進むことができるのでしょう。つまり、「立ち止まる」効果があるということです。



   

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