読書日記

  心の中の雑草を抜き取る

 『自分が変わればまわりが変わる』(ジェームズ・アレン)より、
 セルフコントロールのステップ3「調整」――バランスのとれた状態にする
 「調整」のステップは、心に根付いた雑草を取り除く作業です。
 作物を育てるための畑に生えた雑草を根っこから抜き取るように、自分にとって良くない心の傾向を手放していきましょう。それが心の浄化です。
 そして、実り多い人生の収穫を育てあげるために、整然として心に、正しい行動の種を蒔くことです。
 悪い結果を生む心の傾向に気づくことができたら、それを取り除くことができるといいのでしょう。
 それも小さい芽のうちに摘むほうが、手間は少なく効果は大きいのではないでしょうか。

 悪い心の傾向を抜き取るためには、自分のイヤな気もち(悪感情)に気づき、その時に考えていたこと(不幸になる考え方)をストップできればいいのだと思います。
 イヤな気もちになった時に「これは不幸になる考え方ではないか?(YES)では、幸せになる考え方は?」のように幸せになる考え方を心がけることができるといいのではないでしょうか。

 雑草(の芽)を抜き取っても、根が深いものは、また生えてくるでしょう。それはしかたがありません。芽を出すたびに、摘み取ればいいのです。何度でも。
 それを繰り返すうちに、だんだん出てくる頻度が減り、やがては完全に除去できる日がくることもあるでしょう。

 一方、花や実をつける良い心の傾向を育てていけるといいのでしょう。
 そのためには、まず「○○たらいいな」と、望みの種を心に蒔くことが重要でしょう。自分が幸せになれる種を蒔くことが肝心です。
 そうすれば、それは幸せになれる行動へと結びつき、やがて花を咲かせ、実を結ぶことにつながるのではないでしょうか。



   

次の日の日記

最新の日記

自分が変わればまわりが変わる』ジェームズ・アレン

ホームページ