読書日記

  心の傾向を明らかにする

 『自分が変わればまわりが変わる』(ジェームズ・アレン)より、
 セルフコントロールのステップ2「自己分析」――自分の気質や性質を明らかにする
 心の傾向をつかみ、分析しながら、自分自身をさらに深く探っていきます。
 その時、自分に痛い結果を生む心の傾向と、平和な結果を生む心の傾向を分類していきます。
 あなたが心に見つけたさまざまな傾向は、あなたの行動を性格づけ、あなたが受ける結果につながっています。
 自分の心をよく観察した上で、自分の心の傾向をつかむことができるといいのでしょう。
 自分の心(感情・望み・考え)には「こういう傾向がある」「こういうパターンがある」「こういうクセがある」のように気づけるといいのでしょう。

 たとえば、こういう気もちの時には、こういう考えをしがちだ。(感情→考え
 たとえば、こういう考え方をするとこういう気もちになる。(考え→感情
 たとえば、こういう考えはこういう望みがあるからだ。(望み→考え

 心の働きは行動につながり、それがやがて現実として結果に表れます。(心→現実
 悪い結果を生みやすい心の傾向と良い結果を生みやすい心の傾向がわかるといいのでしょう。
 悪い結果を生む心の働きはしないように心がけ、良い結果を生む心の働きができるように心がけることができるといいのでしょう。

 誰でも、心に傾向やパターンやクセのようなものがあるのだと思います。そのために、同じように心を働かせて同じような結果を生んでいることが多いのではないでしょうか。
 不幸になる心のクセを一つでも減らすだけでも、幸せになる心の働きのパターンを一つ増やすだけでも、人生という長い目でみるととても大きいことだと思います。



   

次の日の日記

最新の日記

自分が変わればまわりが変わる』ジェームズ・アレン

ホームページ