読書日記

  自分の心を観察する

 『自分が変わればまわりが変わる』(ジェームズ・アレン)より、
 セルフコントロールのステップ1「内観」――自分自身の心のはたらきや状態を観察する。
 心のあらゆる部分にサーチライトを当てるように、内面を観察してみましょう。意識の眼で、心の微妙な動きや状態の変化を、注意深く捉えるのです。
 たとえば、自己満足に浸ったり、感情に酔う癖、快楽や熱狂的な興奮で気をまぎらわせたりする習慣から離れて、ありのままの感情や思いを見つめてみましょう。
 心を科学し、セルフコントロールできるようになるための第一ステップは、自分の心の動きや状態を知るために内面を観察すること。
 具体的な内観法は、「自分は今どういう気もちになっているか?」と真剣に自問してみるといいでしょう。その結果、「今自分はこういう気もちになっている」と自覚できるといいのでしょう。
 また、少し前と比べた感情の変化に気づけるようになると、なおいいのでしょう。

 もう一つの内観法は、「自分は今何を考えていただろうか?」と自問してみるといいでしょう。その結果、「今自分はこんなことを、こういうふうに考えていた」と気づけるといいのでしょう。
 また、「こういう気もちになったのは、どういう考え方をしたからだろうか?」と考えてみると、自分の考えに気づけるかもしれません。

 もう一つの内観法は、「自分は今何を望んでいたのだろうか?」と深く自問してみるといいでしょう。その結果、「今自分はこういうことをのぞんでいたのではないか」と思いつくことができるといいのでしょう。

 現実には、その場で自分の心を内観することは難しいと思います。
 自分ひとりで心が落ちついた時に、自省する時間をもってじっくり内観できるといいのではないでしょうか。
 はじめはなかなかうまくできないかもしれませんが、続ければ少しずつできるようになると思います。
 そうすれば自分の心(感情や気分・望み・考え)の動きや状態がわかるようになると思います。

 自分の心の動きや状態に気づけるようになり、それらを改善する方法も考えることで、少しずつセルフコントロールができるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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