読書日記

  人の幸せと自分の幸せとは表裏一体

 『幸せの裏には』(ペドロ神父)より、
 私たちの幸せは、他人の幸せと無縁のものではない。他人を喜ばせ、その人が真に幸せになれるように努めれば。おのずと自分自身が幸せだといつかは気づくものである。まさしく、人の幸せと自分の幸せとが表裏一体であることを示している。
 人を喜ばせて、共に喜ぶことからお互いの幸せが生まれてくる。
 人を喜ばせたり、楽しませたり、心地好くさせたり、ラクにさせたり・・・人を幸せにすることは、自分が幸せになる方法の一つです。
 自分が幸せにしたい人を少しでも幸せにでき、相手の喜ぶ姿を見れば、自分も幸せな気もちになれるはずです。それが自分の努力の結果なら、なおさらでしょう。

 また、人の幸不幸は、まわりの人に少なからず影響を受けているのでしょう(幸不幸は人の心に伝染・反射する)。
 まわりの人を大切にすることも自分の幸せになる方法の一つだと思います。

 中には、人の幸せな姿を見たり幸せな様子を聞いたりして、嫉妬したり落ち込んだりしてしまう人もいます。
 人の幸せについての幸せになる考え方ができるようになれるといいでしょう。

 まわりの人が不幸なのに自分だけが幸せというのは無理があると思います。
 本当に幸せになるためには、「人を幸せにすることは自分の幸せ」と思えるようになり、人を愛する幸せを感じられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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幸せの裏には』ペドロ神父

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