読書日記

  生活に支障がないならそのままでいい

 PHP11月号の特集は『くよくよする人・しない人』。
 山本文緒さん(作家)は、
 くよくよすること自体にいいも悪いもないと私は思います。問題があるとすればそれによって起こる弊害で、眠れないとか、仕事に集中できなくてミスをするとか、まわりの人が少々うんざりするくらいのこと。
 日常生活にそれほど支障がないのならば、そのままでいいように私は思います。
 悪いことがあって、つい“くよくよ”してしまうのはしかたがないでしょう。でも、いつまでも“くよくよくよくよ”してしまうのは、自分のためによくない(精神的に、また時間のムダ)でしょう。“くよ”ぐらいならいいのではないでしょうか。
 そのためには、つい考えてしまっても早めに気づいて、「これ以上くよくよするのはやめよう」と考えをストップできればいいのです。「こんなことを考えるより、○○しよう」と切り替えられるようになれると、なおいいでしょう。

 問題なのは日常生活に支障をきたさないようにすることなのでしょう。
 そのためには、できるだけ問題を減らし、問題を考える時には解決に向けてじっくりと取り組み、それ以外の問題について考えない時を少しでも幸せに過ごせるように心がけることだと思います。

 また、完全解決を求めないで、多少問題があってもそれなりに幸せに暮らせるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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