読書日記

  抱いていいクヨクヨ感と取り除いた方がいいクヨクヨ感

 PHP11月号の特集は『くよくよする人・しない人』。
 藤本義一さん(作家)は、
 自分の肉体とか神経についていえば、日常にクヨクヨ感は抱いていたほうがいいのではないだろうか。これは家族、知人、友人について同じことがいえるようだ。
 それに対して仕事、人生に際して、相手に不快感を示すクヨクヨ感は取り除いた方がいい。
 人生での気持の切り換え(転換)を行わない人がクヨクヨ人間である。
 自分にとって本当に大切なものについては、少し慎重なくらいに考えてもいいのかもしれません。
 たとえば、自分の心身の健康について、自分のまわりの人について、・・・。
 ただし、あまり“くよくよ”せずに、“よく考える”ことができるといいのでしょう。

 他にも、“くよくよ”しないほうがいいことがいろいろあると思います。
 たとえば、小さいことでくよくよしないまだ先のことでくよくよしない過ぎたことでくよくよしない、どうでもいい人のことでくよくよしない、考えてもしかたがないことでくよくよしない、・・・。

 また、自分のクヨクヨ感がまわりの人(の心)に悪影響を与えてしまうこともあるでしょう(幸不幸は人の心に伝染・反射する)。その場の雰囲気を大切するためにも、くよくよしないほうがいいことがあるのでしょう。

 くよくよしないためには、心(感情・考え)を切り替えるように心がけることだと思います。
 そういう努力をせずに、自分もまわりの人も、日常的に暗い気もちにしてしまうのがクヨクヨ人間なのでしょう。



   

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