読書日記

  ただ時が過ぎるのを待つ

 PHP6月号の特集は『気持ちの切り替え方 マイナスをプラスに変える』。
 野中ともそさん(作家・イラストレーター)は、
 ひどく落ち込んだ時はその暗い穴に身をまかせる。
 無理はしない。むやみに回復を早めようと頑張らず、ただ晴れの時のかたつむりのように殻にじっとこもり、時が過ぎるのを待つ。
 こんなに落ち込んでいるのだ。少しぐらい、いや、かなり自分を甘やかしたってかまわないはずだ。
 ひどく落ち込んですごくつらい時には、無理はせずに自分を助けることが大事です。つらいままの自分を放っておくのは自分を大切にしていません。

つらい   ハオハオ、もういいんだよ 自分を責めるのはやめよう

 すごく疲れた時には、

疲れた   ハオハオ、もういいんだよ 少し休もう

 そんな時には、少しは自分を甘やかしてもいいでしょう。
 それが心の休養・栄養・運動になるようなことなら、少しは元気も出てくるのではないでしょうか。

 心の傷や疲れは時が癒してくれるはずです。
 また、時がたてば自然解消する問題もけっこうあると思います。

 心が回復して元気が出てくれば、自ずと希望がもてるようになり、前向きに歩き出せるのではないでしょうか。



   

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