読書日記

  自分の欲望に正直

 『必ず!「プラス思考」になる7つの法則』(和田秀樹)より、
 自分の欲望に目をつぶっても幸福感は生まれません。
 むしろ、望んでいることがあるのにそれをあきらめてしまった瞬間、わたしたちは不幸な人になってしまいます。

 幸せな人こそ自分の欲望に正直です。正直というのは、欲望を素直に認め、その実現に向けてできることから始めてゆくということです。
 自分の心が欲しているもの・望んでいるものを得たときに、人は幸せを感じられます。
 人間が欲するもの・望むもの、つまり幸せを感じられるものは、人それぞれにたくさんあると思います。
 自分が望んで努力すれば得られるものがいろいろあるはずです。

 まずは、望むか望まないかです。自分が望まずに求めなければ得られないものが多いのです。
 自分が欲しているもの・望んでいるものを簡単にあきらめてしまうのは、自分のためによくないでしょう。

 ただし、求め過ぎは不幸の元です。
 高望みをしても苦しむだけでしょう。達成可能な目標をもって努力することが大事です。
 また、一つの望み・幸せにとらわれてしまうと、「○○がないから、不幸だ」と思ってしまいます。幸せは他にもたくさんあるのです。自分が求めれば得られる幸せもあるはずです。自分が今もっている幸せもあるはずです。
 そして、「もっと、もっと」と求め続けずに、欲望に天井をつけることも大事でしょう。

 自分の心が本当に望んでいるものを見つけ、自分に得られる可能性があると思うのなら、その実現に向けて今できることを始めればいいのです。
 今の自分には得られない望みは(今は)あきらめて、他の望みを叶える努力をすればいいのです。
 自分が楽しめる欲望を燃やすことができればいいのではないでしょうか。



   

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