読書日記

  努力は生の意義である

 『努力論』(幸田露伴)より、
 吾人(ごじん=われわれ)はややもすると努力せずしてある事を成さんとするが如き考えを持つが、それは間違いきった話で、努力より他に吾人の未来を善くするものはなく、努力より他に吾人の過去を美しくしたものはない。
 努力は即ち生活の充実である。努力は即ち各人自己の発展である。努力は即ち生の意義である。
 努力するのは何らかの幸せを得るためでしょう。
 誰にでも努力すれば得られる幸せがたくさんあるはずです。
 努力しなければ得られる幸せは限られているでしょう。
 幸せになりたければ、そういう目標をもって努力したほうがいいでしょう。

 その一方、人間には「ラクをしたい」という心もあります。
 かといって、努力しないで幸せを得たいというのは“虫がいい考え”です。
 時には努力が報われないこともありますが、長い目で見たら「努力は報われる」「努力は無駄にならない」と考えていいでしょう。

 努力していれば日々、充実感という幸せを感じることができます。
 また、努力は自分を育てることにつながり、自らの今後の幸せに貢献するはずです。
 努力する習慣をつくることができるといいのでしょう。

 「生きる目的は幸せ」と考えるなら、幸せになるために努力することに生きる意義がある、と考えてもいいのではないでしょうか。



   

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努力論』幸田露伴

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