読書日記

  目標というタネをまく

 『なぜかいつもうまくいく人』(シェリー・カーター・スコット)より、
 目標を立てることは、タネをまくのと同じようなもので、すぐに達成することを意味するのではない。
 タネをまき、水を与え、日に当てる。するとやがて芽が出てくる。
 そして、それを大事に育て上げていく。花が咲き、実ができるまで。
 タネをまいてすぐに花が咲くのを待つ人はいない。
 タネをまかなければ、花が咲き、実がなることは期待できません。その前に、芽も出ないでしょう。

 まず目標を立てることがタネをまくことに相当するのでしょう。
 ただし、自分に合った目標をもつことが大事です。
 自分には向いていないことや自分には達成できないことを目標にしても、自分を苦しめることになるのではないでしょうか。

 『まかぬ種子は生えぬと言うが、我等は不幸の種子をまかず、
  幸福の種子をまくように注意すべきである』 武者小路実篤

 自分という“土(壌)”に合ったタネがきっとあると思います。
 それを探すヒントは、“好き”だったり“得意”だったりするのでしょう。
 また、自分をという土壌を豊かにするために、学んだりいい経験をしたりして自分を育てることも大事でしょう。

 幸せになりたければ、恵みのタネをまき、時間をかけて育てていくことが大切なのでしょう。
 その目標達成への過程を楽しむことができたら、なおいいのではないでしょうか。



   

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なぜかいつもうまくいく人』シェリー・カーター・スコット

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