美は感じるもの、感性の対象である。しかし、幸福だって、同じことではないだろうか?「幸福とは感じるもの」と言うことができるでしょう。
美への感性の特別に鋭い人がいる。そういう人は、それの鈍い人よりは、しあわせであるにちがいない。人が感じないものを感じ、楽しめないものを楽しむことができるからである。
幸福にしても、これへの感性の鋭い人ほど、しあわせであるはずなのだ。幸福のタネを人よりもたくさん、発見することができるからである。人が感じないしあわせを感じることができるからである。
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