読書日記

  自覚を持った生活

 『自分を見つめ直すための108のヒント』(ジョン・カバット・ジン)より、
 気づかずに終わってしまった時間は生きていない時間です。
 ある一瞬に気づかないままでいると、次の瞬間も結局見逃してしまい、自覚を欠いた怠惰的な日々を送ることになってしまいます。
 自覚を持った生活を送り、それをよりどころにして生きていきましょう。
 何も(自分の幸せに結びつくようなことに)気づかずに過ごしてしまうと、怠惰的な生活を送ることになってしまうのかもしれません。
 少なくとも本人にとって幸せな生活とは言えないでしょう。

 幸せな生活には、少しでも幸せを感じられているという自覚が必要でしょう。
 一日の生活の中に1回でも2回でも「幸せだなぁ」と思うことがあればいいでしょう。
 また、一日の終わりに「きょうもよくやった」と充実感(という幸福感)を感じられたら、なおいいのではないかと思います。

 と言っても、生活する中ではイヤなことや悪い出来事もあるでしょう。
 できるだけ不幸(な気もち)にならないように生活することも大事です。
 不幸な気もちになったことからも自分を改善できる点に気づき、幸せになるために役立てることができたら、なおいいでしょう。

いいように考えよう

 「今は(ある程度/それなりに)幸せ」と、現在の自分の幸せを自覚できるようになれたらいいでしょう。
 また、「(一年前に比べたら)少しは幸せになれた」と幸福度の向上を自覚でき、「(同じように努力していけば)これからも少しずつ幸せになっていける」と思える人は、とても幸せだと思います。

 ただなんとなく過ごすのではなく、幸せの自覚を持った生活ができるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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