読書日記

  改善策を出す

 『不思議なくらい心が強くなるヒント』(ルイス・ターターリャ)より、
 責任逃れをする気持ちが強くなると、「あれが悪かった」「ここが問題だ」と“問題点”を探り出すことに必死になる。
 いくら悪い点をほじくり出しても、改善策が出せないのなら意味がない。ただの“あげ足とり”で終わるからだ。

 「原因の追求」に費やしていたエネルギーを、「さしあたって、どのようにすれば状況が好転するか?」を考える未来志向のエネルギーに転化していこう。前向きなエネルギーにこそ強い心を手に入れる一番のクスリだ。
 うまくいかないことを、状況や人のせいにしたり、自分を責めたり自分を卑下したりしていても、つらい気もちになるだけで、何も変わらないでしょう。
 つらい時には、自分をいじめるのではなく、自分を助け、少しでもいい方向へ導くことができたらいいのではないでしょうか。

 悪感情が強い時には、ちゃんとした考えをすることは難しいでしょう。
 まずは、「こういうこともある」などと現実を受け入れることで、少しでも心を落ちつけることができるといいでしょう。
 その上で、現実的な目標をもって、「どうすればいいか?」を考え、今できることをすることが大事でしょう。
 このような考えの流れを心がけるための考え方が「現実は現実。○○たらいいな。どうしたら?」です。

現実は ハオハオ ○○たらいいな  ではどうしたら?

 幸せ志向の考え方を身につけることで、ちょっと前向きに生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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不思議なくらい心が強くなるヒント』ルイス・ターターリャ

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