私たちはつらくなってくると、わざわざマイナス材料を見つけ出してきて、あれもダメ、これもダメと自分を責めるようになります。つらいときに他の問題や過去の問題など、マイナス材料をまとめて自分を責めていては、落ち込むだけで何もできなくなってしまうでしょう。
自分を責める世界に入り込んでいって、他の世界に目が向かなくなってきます。それではつらくなるはずです。
そうしたときには、意識的にでもゆとりを取り戻すようにするといいでしょう。
そのためには、少しちがう視点から自分を見るようにしてみます。
「友だちだったらいまの自分にどのような声をかけるだろう」「親友が同じ立場にいたら自分はどのように声をかけるだろう」「悩む前の自分だったら……」「問題を解決したあとの自分だったら……」
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