読書日記

  ちがう視点から自分を見る

 『「悩み上手」「悩み下手」』(大野裕)より、
 私たちはつらくなってくると、わざわざマイナス材料を見つけ出してきて、あれもダメ、これもダメと自分を責めるようになります。
 自分を責める世界に入り込んでいって、他の世界に目が向かなくなってきます。それではつらくなるはずです。

 そうしたときには、意識的にでもゆとりを取り戻すようにするといいでしょう。
 そのためには、少しちがう視点から自分を見るようにしてみます。
「友だちだったらいまの自分にどのような声をかけるだろう」「親友が同じ立場にいたら自分はどのように声をかけるだろう」「悩む前の自分だったら……」「問題を解決したあとの自分だったら……」
 つらいときに他の問題や過去の問題など、マイナス材料をまとめて自分を責めていては、落ち込むだけで何もできなくなってしまうでしょう。
 つらいときには自分を助けようと努力できるようになれたらいいのです。

 自分を助ける工夫の一つが視点を変えて考えることなのでしょう。
 たとえば、「親しい友達に同様の悩みを相談されたら、自分はなんと言ってあげるか?」を真剣に考えてみるのはとてもいい方法だと思います。
 また、「なりたい自分なら(どうするだろうか)?」「○○さん(尊敬する人)なら?」のように考えてみるのもいいでしょう。
 「本来の(ふだんの/落ちついている)自分ならどう考えられるだろうか?」と考えてみるだけでも、違う考えができるのではないでしょうか。

 相手のある問題だとしたら、立場を変えて相手の気もちを考えみることができるといいでしょう。その上で、自分の気もちを大切に考えることができれば、なおいいでしょう。
 すごくつらいときに、「今、なんていってほしい?」と自問し、思いついた言葉を自分に言ってあげるのもいいでしょう。

 つらいときに、以上のような工夫をしながら考えることができるようになれれば、悩みを小さくし、早く解消できるようになれるのではないでしょうか。



   

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「悩み上手」「悩み下手」』大野裕

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