読書日記

  目標を見定め、自己反省しながら歩む

 『人間としての成功』(松下幸之助)より、
 事をなすにあたって、絶えず自分の目標を見定め、謙虚な心で自己反省しながら歩む人間と、そうでない人間との間には、想像もできないような、大きなへだたりがあるものです。

 そして、これは人生のあらゆる物事についても、いえることであると思います。
 夢や目標はなんらかの幸せにつながっているはずです。絶えず目標をもって努力している人は、それだけ(結果の)幸せを得やすいでしょう。
 また、夢や目標に向かう途中にも、いろんな楽しみや喜びや(過程の)幸せを感じることもできると思います。(夢や目標を愉しんで生きる
 もう一つ大きなことは、夢や目標に向かう中で成長できることだと思います。自分が人間として成長することは、今後の人生の中で生かすことで、自分の幸せにつながるのではないでしょうか。

 より成長するためには、謙虚で素直な心自己反省できるといいのでしょう。
 ただし、厳しすぎて落ち込むような反省ではなく、自分を高められるような自省ができるといいのでしょう。
 また、自分ができたことを認め、自分をほめるようないい心の姿勢をキープする工夫ができるといいのではないでしょうか。

 「幸せになりたい」と思うのなら、「幸せに過ごそう」のような生活目標をもつのもいいでしょう。そのために、「気分よく生活しよう」「少しでも幸せを感じよう」などと心がけられるといいのではないでしょうか。
 「幸せに(暮らせるように)なろう」「(そのために)自分を育てていこう」のような人生目標をもつのもいいでしょう。

 絶えず目標をもって自省しながら努力する人は、自分の成長とともに、着実に幸せになっていけるのではないでしょうか。



   

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人間としての成功』松下幸之助

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