読書日記

  適切な“心の距離”を

 PHP9月号の特集は『人づきあいで疲れないヒント』。
 香山リカさん(精神科医)は、
 人づきあいでストレスを感じないためには、コミュニケーション能力を磨いたり表情のトレーニングをしたりする以前に、まず適切な心の距離を置けるようにすることが大切だ。
 距離を置く、といっても相手に冷たくすることではない。
 小さなことで一喜一憂したり、「これが一生続くのでは」といった大げさな考え方に陥ったりしないよう、自分をしっかり守る、ということだ。
 人づきあいにおける人との距離感も大事ですが、人づきあい自体と距離を置くこともできたらいいのかもしれません。
 人づきあいの中での小さいことにくよくよしないで、あまり人間関係で悩まないようになれたらいいのではないでしょうか。

 そのためには、「このまま一生続くわけではない」「人間関係は一時的なもの」「一時の事」などと考えることができるといいのでしょう。
 また、「一つの人間関係がすべてではない」のように考え、人間関係以外の生活を大切にすることができたらいいのではないでしょうか。

 その前に、人間関係でつらい思いをしている時には、「自分を助けよう」「自分にも守ろう」のように考えられるようになれるといいのでしょう。

 人づきあいで疲れるのは、人に気を遣いすぎるのかもしれません。
 ちょっと心の力を抜いてつきあえるようになれたらいいのではないでしょうか。
 人づきあいを少しでも愉しめるようになれたら、なおいいでしょう。

 現実的には、「人づきあいで(ある程度)ストレスはあるもの」と考え、うまくストレスに対処できるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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