読書日記
苦しいことも普通と思う
PHP2月号の特集は『自分の励まし方 明日は今日より少し元気に!』。
秋川雅史さん(テノール歌手)は、
苦しい状況に陥ったとき、「頑張って耐えるんだ」と自らを励ますのは大切なことです。
でも一方で「人生は苦しいことのほうが多いのだから、今が普通なんだ」と思うのも方法です。
そう考えるだけで、少しは気が楽になってストレスは減るのではないでしょうか。
苦しい時、「(もう少し)頑張ろう」「(もうちょっとだけ)我慢しよう」などと自分のつらい心を支える言葉を(心の中で)言えれば、少しは心をもち直すことができるでしょう。
自分を励ます、自分を助ける、自分を幸せにするなど、「自分を○○してあげる」ということができるようにれるといいのではないでしょうか。
頑張るのはいいことです。でも、頑張りすぎないように少し力を抜いたほうがいいこともあるでしょう。
また、苦しくても我慢したほうがいいこともあります。でも、無理をしすぎないように少し心の力を抜いて我慢できるといいのではないでしょうか。
「苦しい、苦しい」「イヤだ、イヤだ」などと思っていると、余計につらい気もちになると思います。
「こういうこと(時)もある」「(人生に)苦しいことがあるのは当たり前」「今が普通なんだ」などと考えることができれば、少しは気もちが楽になるでしょう。
現実を受け入れることができれば、やがて慣れて「普通」と思えるようになれるのだと思います。
人間はなにごとにも慣れる存在だ
(ドストエフスキー)
苦しかったことも「普通」と思えるようになれれば、そんなに頑張らなくても、無理して我慢しなくても、普通にできるようになれるのです。
そのためには、心の持ち方が大きいのではないでしょうか。