読書日記

  積極的な生き方

 『自分に自信をもて!』(マックスウェル・マルツ)より、
 私は、目標を熱心に追求するという、積極的な生き方をよしとする。建設的に思考し、行動することをよしとする。
 毎日、精一杯生きることをよしとする。たとえそのために、受け身で生きている時にくらべて守りが甘くなり、毎日まちがったことをするとしてもだ。

 積極的に、自分がなれる範囲で最高の人間になるようにベストを尽くすのだ。
 自尊心があれば、人間として最大限の可能性を探ることができる。
 幸せになるためには、自分の将来の幸せの目標をもって努力することが大事だと思います。
 何も努力しないで得られる幸せは少ないでしょう。
 努力すれば自分にも得られる幸せがたくさんあるはずです。努力した分だけ得られる幸せは大きくなる、ということもあります。

 目標をもって努力する過程では、大変なことも、うまくいかないことも、悪い結果が出ることもあるでしょう。
 でも、努力すれば得られるもの(幸せ)が必ずあるのだと思います。
 夢(幸せな目標)をもって生きることで得られる幸せはたくさんあります。
 たとえば、ワクワクするような幸せの予感、努力の過程にある様々な喜びや楽しみ、日々感じられる充実感、・・・。(夢があるから
 希望をもってイキイキと生きられることも大きいことだと思います。(夢も希望もない

 努力をすれば、それなりの力がつくはずです。それは、他の目標達成にも役立つでしょう。
 たとえ、一つの目標が達成できなかったとしても、きっといい経験になるのではないでしょうか。
 目標を達成できれば、幸せとともにそれなりの自信を得られることも大きいことだと思います。何もしなければ、いつまでたっても自信はもてないでしょう。(自信がない

 著者のマルツ博士は『サイコ・サイバネティクス』の中で、“幸福を生む態度”として、「積極的な目標を目指す習慣をつけること」を挙げています。(「サイコ」は「心」、「サイバネティクス」は「舵取り」のギリシャ語に由来)
 自分の将来の幸せを目指して努力する習慣があるのとないのとでは、時がたつにつれて大きな差が生まれてくるのではないでしょうか。

 人生の中で自分(の幸せ)の可能性を拡げていくことが、自尊心を高めることにつながるのだと思います。



   

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