読書日記

  幸せは自分の心にある

 『「今」、この時をただ生きる』(ジェームズ・アレン)より、
 幸せは、心にあります。
 多くの人は、無駄にそれを捜しまわるでしょう。自分の心を見ずに、外の世界に幸せを求めるからです。

 しかし、目に見える場所に、幸せは見つかりません。
 ただし、幸せは、魂が行くところならどこへでも、あなたの考えと行ないとともについてまわります。
 心の中に幸福感が生まれなければ、自分にとっては幸せではありません。
 幸せの対象があっても、幸せを感じられる心がなければ、幸せにはなれません。
 幸せを感じる心が乏しい人は、いくら外の世界を捜しても、幸せは見つからないのではないでしょうか。

 幸せになるためには、「現実を(幸せなものに)変える」アプローチと「心を変える」アプローチがあります。
 現在日本に暮らすたいていの人は、心を変えれば「今は(それなりに)幸せ」と思えるようになれる、と思います。

 でも、「現実を変える」努力をしている人に比べて、「心を変える」努力をしている人は、極めて少ないような気がします。

 より幸せになるためには、幸せの目標をもって現実を変える努力もしたほうがいいと思います。
 自分の「現実を変える」努力と「心を変える」努力の両方をするのがいちばんではないでしょうか。

 自分の外にある幸せは環境(状況/場所/相手など)が変われば失われてしまうこともあります。
 自分の内にある魂・心の働きは、環境が変わっても失われることはないでしょう。

『どこに行っても自分と道連れ』 (ジョン・カバット・ジン)

 もし天国や極楽やあの世のような所があるとしても、この世の財産(お金・所有物・身体)は持っていくことはできないでしょう。
 でも、心の財産は持っていけるでしょう。(心が失われたとしたら、それは自分ではない)

 自分の幸せになれる心(幸せになる能力)を育て、いろんな幸せを感じられるようになり、幸せになれる考えと行いができるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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今この時をただ生きる』J・アレン

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