読書日記

  幸せの王国は「今、ここ」に

 『「今」、この時をただ生きる』(ジェームズ・アレン)より、
 「幸せの王国」が、あなたの住むべき場所です。
 それは、どこか遠いところにあるわけではなく、今すぐにでも、あなたがいる場所で見つけることができます。
 なぜなら、それは、あなたの心にあるからです。

 また、「幸せの王国」は、誰にでも見つけることはできますが、見つけようとする意思がなければ見つけることができません。
 「幸せ」とは、人間のあり方の理想を表すために発明された言葉と概念であり、人間誰しもが住むべき場所であり、目指すべき場所ではないでしょうか。

 そもそも、動物は快感原則・苦痛原則に従って生きています。(快感を得られるように、また、苦痛を避けるように、行動する)
 そして、人間は「心の快楽(幸福)を得られるように、また、心の苦痛(不幸)を避けるように、行動する」という幸福原則・不幸原則に従って生きていると言えるのではないでしょうか。

 「幸せ」は、いつどこにいても、「今、ここ」にあるのです。
 幸せは自分の心にあるのですから。
 「今」「ここで」「自分が」「幸せを」「感じる」ことが大事なのではないでしょうか。

 現実の人生には、苦しみや不幸もあるでしょう。中には自分ではどうしようもないこともあるでしょう。
 でも、人間は慣れる動物でもあります。現実を受け入れ、そのことを考えないようにできれば、苦しみや不幸はあまり感じなくなるものです。
 心がけしだいで悩みや問題があっても(それなりに)幸せに暮らせるようになれると思います。

 と同時に、誰の人生にも幸せがたくさんあるはずです。
 幸せを見つけようとする意思があれば、自分の幸せに気づき幸せを感じることはできると思います。
 考え方しだいで「今は幸せ」と思えるようになれるのではないでしょうか。



   

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今この時をただ生きる』J・アレン

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