読書日記

  品性改良

 『人間としての生き方』(松原泰道)より、
 人間は品性改良が可能だ、と私はいっています。
 行いやもののいい方や考え方によって、それが縁になって、人間はいつでも品性を改良することができる。そういう自信をもっていなければなりません。

 人間としてこの世に生まれてきたからには、少なくとも自分の品性を改良していこう、人間はそのために生まれてきたのではないか、とさえ私は思うのです。
 人間は、自身の努力しだいで、自分(の人間性/人格など)を良い方向に変えていくことができるのだと思います。
 自分の行動や言葉遣いや考え方を変えていくことが、自分を変えていくことにつながるでしょう。

 自分を変えるためには、まず考え方を変えることから、だと思います。
 考え方を変えれば、感じ方が変わり、自分の望みも変わり、行動も変わってくるでしょう。
 行動や習慣が変われば、人生も変わってくるのではないでしょうか。

 自分の品性を改良するための努力には、いろんな方法があると思います。
 「好感を持てる人、品を感じる人」「男の品格、女の品格」「素直な心になるために」「ほんとうの心の力」などがヒントになるのではないでしょうか。

 「人間はなんのために生きるのか?」の一つの答えとして、「幸せになるため」が考えられると思います。
 “幸せ”を意識していない人も多いと思いますが、人間の求めているものはすべてなんらかの幸せに結びついているのではないでしょうか。つまり、人はみんな(無意識にでも)幸せを求めて生きている、と考えることもできると思います。

 自分の人間性を高めていくのも「幸せになるため」と、明確に考えていいと思います。
 「自分を育てていけば、少しずつ幸せに暮らせるようになっていける」と思って生きていけるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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人間としての生き方』松原泰道

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