読書日記

  決意

 『「原因」と「結果」の法則3 困難を超えて』(ジェームズ・アレン)より、

 決意とは、従来の思いや行いの流れを別の方向に流すための新しい経路を築く作業です。

 決意は、人間の進歩を促進する強力なパワーであり、これなくしては、いかなる価値ある物事も達成が不可能です。決意を人生に持ち込まないかぎり、そのなかで私たちは目立った進歩をほとんど遂げられません。なぜならば、決意のない人生は狙いが定まっていない人生であるからです。
 ふだんやっていないことをやるためには、それなりの決意がいるでしょう。
 考え方や行動の習慣を変えることは難しく、固い決意がないとできないのではないでしょうか。

 「自分を変えたい」「なりたい自分になりたい」「自分を育てよう」などと思ったことがあるが、結局あきらめたという経験がある人は多いでしょう。
 その際に足りなかったのは、強い決意、意志の強さ我慢強さなどが大きいのではないでしょうか。

 自分を変えることも、人生を変えることも、難しいことです。
 でも実際にその時々にやるべきことは、そんなには難しくない自分にできることのはずです。難しいのは、続けることである場合が多いような気がします。

 続けるために大事なのは、強い決意と楽しむ工夫ではないかと思います。簡単にあきらめずに、少しでも楽しもうと心がけ、だんだん慣れたり上達してくれば、やがて習慣にできるのではないでしょうか。

 自分を変えることや、人生を変えることをはじめからあきらめずに、「これは自分の幸せに繋がること」と考え、まず強い決意をして取り組んでみるといいのではないでしょうか。



   

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